積川神社における「御田植祭(おたうえさい)」は、春に「田の神」を迎え、その年の五穀豊穣と農作業の安全を祈る神聖な始まりの神事です。
秋に伊勢神宮へ最高品質の初穂(新米)を奉納するための第一歩であり、古くから水の神を祀る積川神社にとって大変重要な意味を持ちます。
毎年、神社総代が見守る中、神職が神の宿る田んぼ(神田)の四方をお祓いし、苗が病害虫に負けず健やかに育つよう祝詞(のりと)を奏上し、総代さんの手によって田植えが実施されます。
2026年は6月9日午前8時より町内の神田において実施されます。
春の御田植祭で植えられた苗は、積川の清らかな命の水と、夏の丁寧な育成を経て、秋の「抜穂祭(稲刈り)」へと繋がります。ここで育ったお米が、10月に三重県の伊勢神宮(神嘗祭)へ奉納される初穂となります。

